-臨床成績 総合結果-

疾患別臨床効果(PPS)
[各試験の主要評価項目:a)治癒率、b)有効率]

ラスビック®錠75mgを1日1回7日間(扁桃炎、咽頭・喉頭炎、中耳炎は7~14日間)経口投与したときの臨床効果は、 市中肺炎で92.8%、慢性呼吸器病変の二次感染で86.8%、急性気管支炎で92.3%、副鼻腔炎で84.8%、扁桃炎で 89.3%、咽頭・喉頭炎で91.7%、中耳炎で92.9%であった。

疾患別臨床効果

微生物学的効果(Bacteriological Per Protocol Set:BPPS)
[副次評価項目#1:菌消失率]

本剤の臨床試験で分離同定された原因菌に対する菌消失率は、92.9~100%であった。
BPPS:微生物学的PPS解析対象集団

菌種別微生物学的効果

臨床分離株の菌属・菌種別の微生物学的効果(Modified Full Analysis Set:MFAS)#2

副作用

国内で実施された臨床試験において、531例中62例(11.7%)に副作用(臨床検査値異常を含む)が認められた。
主な副作用は、下痢、好酸球数増加各7例(1.3%)、ALT上昇5例(0.9%)であった。(承認時)


  1. 1)承認時評価資料:市中肺炎患者を対象とした第Ⅱ相試験(用量設定試験)(AMX-T201試験).
  2. 2)承認時評価資料:市中肺炎患者を対象とした第Ⅲ相二重盲検比較試験(AMX-T301試験).
  3. 3)承認時評価資料:副鼻腔炎患者を対象とした第Ⅲ相二重盲検比較試験(AMX-T303試験).
  4. 4)承認時評価資料:呼吸器感染症患者を対象とした第Ⅲ相非盲検非対照試験(AMX-T302試験).
  5. 5)承認時評価資料:耳鼻咽喉科感染症患者を対象とした第Ⅲ相非盲検非対照試験(AMX-T304試験).

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