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ドクターサロン

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「ドクターサロン」のバックナンバーは、冊子として過去に発行された当時の内容をそのままの形で掲載しており、その内容は最新医療における解釈とは異なっている場合がございますのであらかじめご了承ください。
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本誌は、ラジオNIKKEIで放送している医師向け番組「ドクターサロン」・「杏林シンポジア」の放送内容を紙面にて 紹介するものです。ラジオ放送番組の「ドクターサロン」は、全国の一般医師より、日常診療に関してよせられた質問に対して、「杏林シンポジア」は 編集員が選出したテーマに対して、各分野の専門医がゲスト出演し、解説を行うものです。また番組で取り上げる質問や解説ゲストについては、編集委員が医学的かつ科学的に公平な立場から、決定しています。紹介内容には、ゲストの知識、経験、方針に基づく私見が含まれている場合があります。薬剤の使用にあたっては、各薬剤の最新の電子添文をご参照ください。
ラジオ番組ドクターサロンは、全国の臨床医の方々にむけた医学情報番組。臨床医の方々からよせられたご質問に、各分野の専門医の方々にご出演いただき、解説いただく番組です。医学の話題をサロンで語るようなコンセプトで番組は展開してまいります。当サイトの「聴く」をクリックすると、ラジオNIKKEIで公開されているポッドキャストページ(外部サイト)が表示されます。
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ドクターサロン69巻2025年7月号
ドクターサロン
XNT-proBNP
信州大学医学部循環器内科学教室
桑原 宏一郎 先生
NT-proBNPは心室の壁応力に応じて分泌するとされていますが、広範囲陳旧性心筋梗塞で左心壁が菲薄化している場合においてもNT-proBNPの分泌能は維持されているのでしょうか。また菲薄化した心筋で分泌が低下しているようであれば、非梗塞心筋が代償して余分に分泌するのでしょうか。
同じような質問になりますが、左室壁の菲薄化を伴う陳旧性心筋梗塞後HFrEFと非虚血性のHFrEFを比較した場合、壁応力(左室拡張末期径╳左室内圧)が同等であれば、BNP、NT-proBNPの分泌量はどのような違いになるでしょうか。
大阪府開業医
B型肝炎キャリア
国立国際医療研究所免疫病態研究部テニュアトラック部長
由雄 祥代 先生
B型肝炎キャリアの長期経過中にHBs抗原が陰性化した方で、HBs抗体陽性の方と、陰性の方とがいます。
後者が仮に初診で来られた場合は、HBs抗原抗体だけからは、感染歴がない場合との区別がつきません。
例えば内視鏡検査時などでHBs抗原抗体の測定のみでB型肝炎の診断をしているのは不十分だということにはならないのかご教示ください。
埼玉県勤務医
バレット食道
昭和医科大学江東豊洲病院消化器センター長
井上 晴洋 先生
内視鏡検査にてバレット食道と診断され、1年後に再検査となりました。
ボノプラザン、H2ブロッカーは発がん予防のために継続したほうがよいのか、それとも症状のあるときのみ内服でよいのでしょうか。いつまで内視鏡検査が必要なのか併せてご教示ください。
東京都開業医
慢性膀胱炎
井口腎泌尿器科・内科 新小岩副院長
清田 浩 先生
70代女性、数年来37.0~37.5度の発熱を繰り返し、泌尿器科にて慢性膀胱炎の診断を受けています。年に3~4回発熱し、発熱時はセフカペンピボキシル、レボフロキサシンを使用しています。対応についてご教示ください。
福岡県開業医
頭部外傷後のてんかん予防
治医科大学附属病院病院長
川合 謙介 先生
70代男性、転倒時に頭部を打ち、1週間意識不明ののち3カ月間リハビリで入院。かかりつけ医として、退院時に処方された抗てんかん薬を1年半継続処方しています。入院時も含め、てんかん発作は一度も起きておらず、患者さんはふらつきを訴えて服薬中止を希望しています。薬剤を中止してもよいかご教示ください。また、事故前に比べて感情のコントロールができていないと家族より相談がありました。どのようなケアをすすめたらよいのでしょうか。
長崎県開業医
sagging eye syndrome(加齢性斜視)
東京科学大学眼科学准教授
鴨居 功樹 先生
sagging eye syndrome(加齢性斜視)の診断、治療についてご教示ください。
千葉県勤務医
杏林シンポジア
呼吸器疾患診療の最新情報(Ⅰ)
連載企画 知って楽しい「教養 」としての医学英語
第40回 発熱に関する英語表現
国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター教授
国際医療福祉大学大学院「医療通訳・国際医療マネジメント分野」分野責任者
日本医学英語教育学会理事
押味 貴之 先生