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ドクターサロン68巻2024年12月号
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薬剤性間質性肺障害
日本医科大学武蔵小杉病院呼吸器内科部長
齋藤 好信 先生
DOAC投与例において間質性肺障害の報告例があります。病態生理学的には、DOACによる肺胞マクロファージ・好中球への関与と考えてよいのでしょうか。
東京都勤務医
ヘリコバクターピロリIgG抗体と胃がん検診
国立がん研究センター中央病院検診センター長
小林 望 先生
人間ドックなどで胃の検査と称して、ヘリコバクター・ピロリ菌に対する血清IgG抗体検査を単独、もしくは胃バリウム検査と組み合わせて行うことがあるようです。IgG抗体陽性のみを理由に精査依頼を受けることが増え、その中には内視鏡的に胃粘膜の炎症や萎縮に乏しく、迅速ウレアーゼ検査で陰性の例が少なからずあります。血清IgG抗体を胃疾患の検診に用いることの妥当性や今後の胃がん検診のあり方についてご教示ください。
北海道開業医
サイトメガロウイルス腸炎
東京医科歯科大学血液内科教授
森 毅彦 先生
悪性リンパ腫の化学療法後にCMV腸炎が原因と考えられる蛋白漏出性胃腸症を経験しました。CMV腸炎についてご教示ください。
兵庫県開業医
ハイパーソニック・エフェクト
国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第七部部長
本田 学 先生
ハイパーソニック・エフェクトについてご教示ください。音の可聴域周波数を超えた高音域の音エネルギー曝露はヒトにとって有益である、あるいはそうした非可聴域周波数をブロックした都会の住宅環境などがヒトの精神・身体的健康を損ねている可能性が示されています。
そしてヒトの非可聴域高音のセンサーは蝸牛ではないことも実験で明らかにされたとのこと。ヒトはどうやって非可聴域高音を感じているのか、そしてそれがどのように中枢神経に伝達され、中枢神経はどのような反応を起こすのか、良いことずくめではなく過音量曝露など注意すべき事項はないか、現段階でわかっていることを教えてください。
東京都開業医
アドバンス・ケア・プランニング
東京大学大学院上廣死生学・応用倫理講座特任教授
会田 薫子 先生
高齢化が進み、老化に対する延命を望まない声も高まっているように感じます。ヒトが老化し死に向かうにあたり起こってくる変化と、予想されるイベントや対応、流れについて本人や家族に説明しておくべきことをご教示ください。
鹿児島県開業医
杏林シンポジア
消化管疾患治療の最新情報(Ⅵ)
連載企画 知って楽しい「教養 」としての医学英語
第33回 英語でのポスター発表
国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター教授
国際医療福祉大学大学院「医療通訳・国際医療マネジメント分野」分野責任者
日本医学英語教育学会理事
押味 貴之 先生