学術情報 -IBD Update-

本誌は、消化器科領域でインパクトファクター上位の雑誌や総合誌の中からシュプリンガー・ヘルスケアが公正中立の立場で炎症性腸疾患(IBD)に関連した論文選択、翻訳等を含む作業全般を担っている医療関係者向けの資材です。

弊社は、医療関係者に有益な情報を提供することを通じて医療に貢献することを目的に本資材の提供を行っており、本資材作成にかかる費用を負担しています。

本資材には本邦における未承認の医薬品、効能・効果及び用法・用量等の情報が含まれる場合がありますが、これを推奨するものではありません。

本資材を受領される際には、以下の内容をご確認いただきたく存じます。

  • 本資材に記載された薬剤の使用にあたっては、最新の電子添文をご参照ください。
  • 本資材は医療関係者からの求めに応じて提供するものであり、企業が積極的に提供するものではありません。

IBD Updateは、今回の更新を持ちまして終了となります。
2024年4月以降は、バックナンバーのみの掲載となります。

2023年06月

IBD Update Vol.28


  • NEWS 1:潰瘍性大腸炎におけるRome IVに基づく便失禁の有病率と負担:横断研究
    Vasant DH, et al. Aliment Pharmacol Ther. 2023 Apr 3. doi: 10.1111/apt.17502. Online ahead of print.
  • NEWS 2:クローン病関連直腸肛門管がんは局所再発率が高く、予後不良である:本邦での全国規模研究のサブ解析
    Ogino T, et al. Am J Gastroenterol. 2023 Apr 24. doi: 10.14309/ajg.0000000000002269. Online ahead of print.
  • NEWS 3:層別のストレイン解析による小児期発症IBD患者の早期心機能障害に関する新たな知見
    Akiya A, et al. Inflamm Bowel Dis. 2023 Mar 27;izad031. doi: 10.1093/ibd/izad031. Online ahead of print.

2023年05月

IBD Update Vol.27


  • NEWS 1:オーストラリアのIBD(妊娠前、妊娠・授乳期)に関するコンセンサスステートメント
    Laube R, et al. Gut. 2023 Mar 21;gutjnl-2022-329304. doi: 10.1136/gutjnl-2022-329304. Online ahead of print.
  • NEWS 2:栄養不良のIBD患者における入院、手術、静脈血栓塞栓症リスクの増大:大規模な地域住民対象健康保険データより
    Fine LS, et al. Am J Gastroenterol. 2023 Apr 14. doi: 10.14309/ajg.0000000000002241. Online ahead of print.
  • NEWS 3:小児潰瘍性大腸炎の直腸病変の評価における経会陰超音波検査の精度:前向き研究
    Jimbo K, et al. J Crohns Colitis. 2023 Mar 15;jjad035. doi: 10.1093/ecco-jcc/jjad035. Online ahead of print.

2023年04月

IBD Update Vol.26


  • NEWS 1:潰瘍性大腸炎の診療におけるバイオマーカーの役割:AGA診療ガイドライン
    Singh S, et al. Gastroenterology. 2023 Mar;164(3):344-372.
  • NEWS 2:ホーカス・ポーカス:潰瘍性大腸炎の病変範囲および内視鏡的活動性の予測における携帯型超音波装置による検査の役割
    Rispo A, et al. J Crohns Colitis. 2023 Feb 16;jjad024. doi: 10.1093/ecco-jcc/jjad024. Online ahead of print.
  • NEWS 3:IBDにおける性差と診断遅延:多施設共同観察研究
    Sempere L, et al. Inflamm Bowel Dis. 2023 Jan 31;izad001. doi: 10.1093/ibd/izad001. Online ahead of print.