学術情報 -Asthma Flash-

本誌は、呼吸器科領域のインパクトファクター上位の雑誌や総合誌の中からシュプリンガー・ヘルスケアが公正中立の立場で喘息に関連した論文選択、翻訳等を含む作業全般を担っている医療関係者向けの資材です。

弊社は、医療関係者に有益な情報を提供することを通じて医療に貢献することを目的に本資材の提供を行っており、本資材作成にかかる費用を負担しています。

本資材には本邦における未承認の医薬品、効能・効果及び用法・用量等の情報が含まれる場合がありますが、これを推奨するものではありません。

本資材を受領される際には、以下の内容をご確認いただきたく存じます。

  • 本資材に記載された薬剤の使用にあたっては、最新の電子添文をご参照ください。
  • 本資材は医療関係者からの求めに応じて提供するものであり、企業が積極的に提供するものではありません。

Asthma Flashは、今回の更新を持ちまして終了となります。
2024年4月以降は、バックナンバーのみの掲載となります。

2022年06月

Asthma Flash Vol.21


  • NEWS 1:喘息コントロール良好または軽症の場合、COVID-19による入院や死亡のリスクは高くない
    Dolby T, et al. Thorax 2022 Mar 30;thoraxjnl-2021-218629. doi: 10.1136/thoraxjnl-2021-218629. Online ahead of print.
  • NEWS 2:小児期の持続性喘鳴の既往を有する成人喘息患者ではライノウイルス曝露により特異的な生体分子的変化を示す
    Chang EH, et al. J. Allergy Clin. Immunol. 2022 Mar 31;S0091-6749(22)00440-7. doi: 10.1016/j.jaci.2022.03.020. Online ahead of print.
  • NEWS 3:早期かつ重症の小児喘息ではCDHR3GSDMB間の相互作用が認められる
    Eliasen AU, et al. J. Allergy Clin. Immunol. 2022 Apr 2;S0091-6749(22)00439-0. doi: 10.1016/j.jaci.2022.03.019. Online ahead of print.

2022年05月

Asthma Flash Vol.20


  • NEWS 1:重症喘息患者において、喫煙歴は好酸球性炎症・活性化、気道の自己免疫およびステロイド反応性と関連する
    Klein DK, et al. Eur. Respir. J. 2022 Mar 2;2102446. doi: 10.1183/13993003.02446-2021. Online ahead of print.
  • NEWS 2:生理学的検査で評価される末梢気道病変は喘息コントロールや増悪と関連している
    Kraft M, et al. Lancet Respir. Med. 2022 Mar 2;S2213-2600(21)00536-1. doi: 10.1016/S2213-2600(21)00536-1. Online ahead of print.
  • NEWS 3:大気汚染物質への曝露は喘息症状スコアの上昇と関連する
    Keirsbulck M, et al. Thorax 2022 Mar 2;thoraxjnl-2021-218344. doi: 10.1136/thoraxjnl-2021-218344. Online ahead of print.

2022年04月

Asthma Flash Vol.19


  • NEWS 1:容易に入手可能なバイオマーカーを用いた表現型の検討ではT2-high型喘息はすべての年齢に認められる
    Maison N, et al. Eur. Respir. J. 2022 Feb 24;2102288. doi: 10.1183/13993003.02288-2021. Online ahead of print.
  • NEWS 2:体格指数の増加や高値は後年の喘息の発症・持続・再発に影響を及ぼす
    Ali GB, et al. Eur. Respir. J. 2022 Feb 24;2102286. doi: 10.1183/13993003.02286-2021. Online ahead of print.
  • NEWS 3:喘息患者において短時間作用型β2刺激薬の過剰使用は敗血症と関連する
    Lai CC, et al. J. Allergy Clin. Immunol. 2022 Jan 30;S0091-6749(22)00128-2. doi: 10.1016/j.jaci.2021.11.029. Online ahead of print.