-抗菌力-

CAPにおける原因微生物の分離頻度1)

市中肺炎(CAP:community-acquired pneumonia)の原因微生物の分離頻度について、国内9研究を基に解析を行った結果、肺炎球菌が最も多く、次にインフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌の順に多く分離されていました。黄色ブドウ球菌のうちMRSAは28.4%を占めていました。

国内9研究(CAP3,077症例)、上位10病原微生物(メタアナリシスにより95%信頼区間を追加)

網羅的細菌叢解析による第一優占菌種1)

気管支肺胞洗浄(BAL:Bronchoalveolar lavage)液に対する網羅的細菌叢解析では肺炎球菌、インフルエンザ菌及び肺炎マイコプラズマといった主要な原因微生物に加え、口腔内菌や嫌気性菌の関与が多いことが明らかになりました。

網羅的細菌叢解析によるCAP64症例の第一優占菌種

臨床分離株に対する抗菌力[MIC90](in vitro2)

ラスクフロキサシンは、肺炎球菌、インフルエンザ菌、肺炎マイコプラズマ、モラクセラ(ブランハメラ)・カタラーリスに加え、口腔レンサ球菌、嫌気性菌等を含む呼吸器・耳鼻咽喉科感染症の主要原因菌に対し、以下の抗菌力を示しました。

臨床分離株に対する抗菌力[MIC90](in vitro)

ラスビック®錠75mgの適応菌種

ラスビック®錠75mgの適応菌種

  1. 1)日本呼吸器学会 成人肺炎診療ガイドライン2017作成委員会 編集, 成人肺炎診療ガイドライン2017
  2. 2)承認時評価資料:ラスクフロキサシンの薬効薬理試験.
用法・用量
通常、成人には、ラスクフロキサシンとして1回75mgを1日1回経口投与する。
<用法・用量に関連する使用上の注意>
本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。